素人によるイラスト練習日記
こんにちはタケヤです。
久々のこの企画、大変長らくお待たせしました。今回はようやくメイン絵を完成させましたので、その結果報告です。
メイン絵完成・・でも?
ひとまず完成した絵を見てください。
何というか、ごめんなさい。
とんでもない塗り残しの数、やるといっていたはずの自分なりの塗りも未実行、時間をかけた割に背景すらありません。
この絵を描き始めたのが8月中旬。そして今は11月末。
それほどの時間を要したにもかかわらず、完成度は全くと言ってもいいほど伴っていません。絵に対して申し訳なさしか残らない結果になってしまいました。
正直のところ、落書きを描き始めてからメインであるこの絵に手を付けるのをすっかりわすれてしまっていて、実際には製作期間は3日くらいな気がします。
「3か月も間空いてるから、どれだけいいものが描きあがるのだろう」、「落書きのレベルも少しずつ上がってるしこれは期待できるな」などの期待に一切お答えできずに、本当に申し訳ありません。(見えないでしょうが土下座してます)
敗因
イラスト始めたての皆さんや、これから始めようと思っている方々。素人代表の私が、今回の敗因をお教えします。
- 作業に間をあけてしまったこと。
- 線画を「筆」で描いてしまったこと。
- 線画を妥協してしまったこと。
- バケツツールを過信しすぎてしまったこと。
以上この4つです。解説行きます。
「作業に間をあけてしまったこと」
これに関しては、ひとえに私の精神力の弱さが原因です。
「今日は疲れたから明日やろう」、「1週間後に完成させればいいや」や、「今日は落書きしたしメイン絵は今度やろう」などといった言い訳で、作業しない自分を正当化してしまっていました。
こうならないために、私が効果的だと感じたことは、「3日以上作業に間をあけない」ということです。
というのも、私がイラストを描く際、作業が日をまたぐこともあります。その時に作業のモチベーションが消え始めるのが3日目だったのです。
これには個人差はあると思いますが、一つの目安として、ぜひ参考にしてみてください。
「線画を筆で書いてしまった」
線画は「ペン」で描くことが一般的ですが、私の見たイラストの参考書や、イラストの描き方が記されたサイトにはその理由がかいていなかったので、「実は何で描いてもいいのではないか」という考えに至り、私は今回のイラストの線画を「筆」で描いてしまいました。
しかし、その考えは間違いで、色塗りでめちゃめちゃ困ることが、頑張って線画を完成させた後にわかります。
線画を「筆」で描くと、バケツツールがうまく機能してくれません。
口で説明するのは難しいのですが、筆で描いた線って、周りにうっすら色がにじむじゃないですか。そのにじんだところも、バケツツールからしてみれば「線」と判定されるため、しっかり塗りつぶしきれないんです。
線と色の間ににじみがあることによって、線と色の間に空白ができたみたいになって、大量の塗り残しが生まれてしまいます。(図1参照)
「筆」以外は試していないのでわかりませんが、皆さんは線画は無難に「ペン」で描いたほうがいいですよ。
図1
「線画を妥協してしまった」
これは当たり前のことなんですが、しっかり最後まで線を引こうということで、線と線がしっかりくっついていないと、これまた色塗りで面倒な思いをすることになります。
まあ察しはつくと思いますが、またバケツツールで困るんです。
線と線がしっかりくっついていないと、関係ないところまでバケツツールの対象範囲となってしまって、狙ったところが正確に塗れません。(図2参照)
私はそれがたびたび起こったので、そのたびに修正を強いられ、「線画は妥協してはいけない」と身をもって知りました。
図2
「バケツツールを過信してしまった」
私の先ほどの完成絵を拡大して見てくれたらわかるんですが、いたるところに細かい塗り残しがありますよね。
描いている際にはこれらは気づかなかったのですが、画像としてこの絵を出力した後にまじまじと見ていたら、次々に発見しました。
いかに天下のバケツツールといえど、万能ではありません。塗り残しはできるものです。しかし、そうとは知らずにバケツツールを過信し、細部の確認を怠ったがゆえにこの塗り残しはおこってしまいました。皆さんは私と同じ轍を踏まないように、しっかり細部まで確認してくださいね。
「バケツツールは万能ではない」
これだけは今日是非覚えて帰ってください。
終わりに
今回のメイン絵は大失敗してしまいましたが、落書きをちょくちょく描いているおかげでイラストを描く習慣が徐々にではありますがついてきましたので、更新頻度も上げられると思います。ていうか、今回が遅すぎたので絶対上げます。
次回は、今回の失敗も生かしつつ、良いものが描けたらと思います。誕生日にうまたれからペイントソフトをもらっちゃいましたし、もう頑張るしかないですね。
それでは次回の記事でお会いしましょう。さようなら。