うまたれの森

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大学2年の男がカードキャプターさくらを視聴した

 

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自分が見た作品はせっかくだからレビューしようと思い立ったので、さっそく、、、
 

カードキャプターさくら

軽く紹介

 

女性漫画家集団のCLAMPが原作の女児向け漫画雑誌「なかよし」で連載された。
現在はアニメ化もされている「クリアカード編」を連載中。
アニメはシリーズごとに分けられていて、クロウカード編、さくらカード編、クリアカード編の順になっていまして、現在「クリアカード編」が放送中!
↑ 詳しいことは全部ここに載ってます
 

少女向けではあるが、全然見れます。

まずそもそも大学二年の男が視聴対象(推奨)にかすりもしないカードキャプターを見始めたきっかけは、新シリーズのクリアカード編が放送中なわけで、せっかくだから20年以上の歴史のあるカードキャプターを見てみたい!と思い見るに至ったわけなのです。

 
「少女向けだから、なんかよくわからないけどプリキュアみたいな感じなんでしょ」とよくない偏見で見始めたわけですが、よく考えてみるとプリキュアを真面目に見たことがないので、どんな感じすらもイメージできませんでした
 
ストーリーは基本的に魔力を持ったカードが散らばってしまい、さくらが魔法少女となって集めていく展開。
1.さくらの日常のなかで異変が起こる
2.カードが悪さをしているのかも
3.自分の持っているカードを使いながら弱らせてから封印
毎回こういった流れです。
 
カードにも相性があって、状況に応じてカードを使い分けるというロックマン的な要素が楽しめます。火には水が効くという簡単な解答から影で相手を封じ込めるなど難易度は様々。
 
こういった敵の弱点を探して倒すといった、少年マンガの基本的な流れを持ちつつ、血は流れない平和な戦闘。これをゲーム化するとしたら間違いなく全年齢対象ですね。
誰が見ても楽しめます。
 
それから、少女漫画なのでラブコメ要素もあります。(正当派)少女マンガだからか、フジの昼ドラのようなギスギスした恋愛関係はなく、さくらのとてもピュアな恋が描かれています。
 
しかし、メイリンちゃんが好きな小狼君はさくらが好きで、小狼君はなかなか本当の気持ちを言い出せないという三角関係はあって、最終的にはメイリンちゃんはあまり救われないなあというちょっと悲しい展開もあったり。
 

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というかかなり悲しかったよ!
 
さらには小狼くんが雪兎に月の力のせいで一目惚れをしてしまったり、桜の兄である桃矢が雪兎の対して異様に心配するなど、当時には珍しい?BLっぽい要素がでてくる。腐女子のパイオニア的な作品でもあります。

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他にも先生と生徒の禁断の恋まであったりと色々なジャンルを扱った恋愛要素があるので、カードキャプターを境に日本の少女たちが色々な方面への恋愛観が派生していったのではないのか?と考えることもできますね。
 

高クオリティなキャラたち

キャラデザが良くて、1990年代の画質なのに、現代の作品で見慣れている僕でも可愛しいと思えるこの感じ。とても完成度が高いです。

 

ちょこっとだけキャラクターたちを紹介します!

 さくら

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主人公のさくらがとにかく可愛いです。これはもうしょうがない、いくら粗を探そうとしてもどの角度からでもマイナス要素は見当たらない。完璧な存在です。
 
 
恋する乙女でもあるさくらは、お兄ちゃんの同級生である雪兎のことが好きで、年上の人が好きなんだ、と大学生の僕は何だか救われた気持ちになります。
 
驚いたときには「ほえーーー!」嬉しいときには「はにゃーん。」とあざといくらいの可愛さもあります。※リアルではやらない方が良いでしょう。さくらだから許される行為です。
 

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「さくら怪獣じゃないもん!」と怒るさくら
 
さらに、さくらの声を演じている丹下桜さんの声がとても可愛い。さくらの目覚まし時計が欲しいと思ったのは僕だけではないだろう。
 
ケロちゃん

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カードの守護者としてさくらのサポートをするなど、妖精的な立場。
 
カードが散らばってしまいこのようなマスコットのような見た目になってしまったが、本当の姿はこんなものではないと反論しているのだが、他の人にバレそうになったときにはぬいぐるみの姿を演じるなど可愛いところもある。
 
さらにこの見た目で関西弁で話したり、ゲームが好きなど、なんともぬいぐるみ役としては型破りな演出を用いているのも特徴です。あと自分で言ったのもなんですが、一体ぬいぐるみ役ってなんでしょうか。
 
桃矢
 

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さくらの兄です。さくらのことをいつもからかっているが、さくらの異変に敏感で心配するなどとても良い兄貴。

 
なんといっても面白いのが色々なバイトを掛け持ちしていて、さくらが行く場所いたるところにお兄ちゃんがいるという現象。レストランから町内クイズ大会の役員までなんでもこなします。
 
雪兎

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桃矢の同級生でさくらのあこがれの人。優しい眼鏡キャラでcvの緒方恵美さんの声がとてもあってます。

見た目とは裏腹にめちゃくちゃ大食漢です。僕の中での大食いの印象が、ギャル曽根、雪兎、ジャイアント白田です。

ともよちゃん

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さくらのお友達でさくらの秘密を唯一知っている女の子。

 

さくらのカードキャプターとしての活躍を見るのが好きで戦いの際にはビデオカメラで録画して、家にあるでっかいシアタールームで見るという、この見た目と年齢じゃなかったらなかなか危ないことをしています。

 

衣装作りが上手で、実はさくらの衣装はともよちゃんが作ったものなのです。変身したらわざわざ着替えるのです。なので衣装は固定ではなく、毎回変わります。その度さくらは恥ずかしがります。

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山崎くん

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さくらの同級生で、上記のキャラに比べては登場回数が少ない脇役だけど、なんとも印象的でした。

 

本当にありそうな嘘話を登場するたびに披露してくれるのだが、その嘘話をさくらは信じてしまい、他の女の子が山崎君につっこむという展開があるのですが、山崎くんがとても気持ち悪い。あ、ちょっと言葉がきつすぎましたね。お気持ちが悪いです。

 

小学生では考えられない声の感じ。小4にして声変わりを遂げてしまった少年で、マルコちゃんに出てくる金持ちボーイ花輪君みたいな声です。

 

それから、その声が出てくる触媒である顔、フェイスが情けない。目は常に閉じていて、笑っている。常に眉毛は4つ(比喩)そして髪は短い。ちょうどポケモンの変態役のたけしに似ている。たぶん、「たけし 山崎くん」で検索すると何件かヒットするのではないか。やんないけど。

 

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といった具合にとても楽しい作品です。